アロマ(精油)は植物の香り成分を取り出したものなので、濃度がとっても濃いです。
なので、基本的にはベースオイルで薄めて使用します。
ベースオイルは
などです。
カラダにぬる時は1~3%くらいに薄めて使います。
濃度は基準が国によって違います。
フランス方面は医師が治療に使う時など高濃度で使うこともあるそうですが、
リラクゼーションで使用する際は濃度は1~3%くらいが標準かと思われます。
具体的に使用する時の濃度の考え方ですが、
例えば2%に薄めたい時は
ベースオイルが10mlだと、アロマ(精油)は4滴で2%になります。
*アロマ(精油)は一滴約0,05ml。
1%なら2滴
3%なら6滴
敏感肌の方や20週を越えた妊婦さん、高齢者の方はまずは1%に薄めたものをおススメします。
原液でぬるのはNG!と言いましたが・・・実は真正ラベンダーはやけどなどに原液を使用することもあります。
また、数年前までラベンダーとティーツリーは原液OKとなっていたのですが、
ティーツリーが原液使用し肌に異常をきたしたケースがあり、原液NGになりました。
アロマ(精油)まだまだ全ての成分が解明されていないので、今後使い方も変わってくるかもしれません。
そして、ここまで見て、え?アロマ(精油)ってちょっとめんどくさい?!と思ってしまった方!
(お気持ちよくわかります。)
大丈夫です。ご安心ください☆
すでに香りなどがブレンドされていて、濃度も調節されているいて、すぐにお肌にぬることができるオイルも様々なブランドで扱ってます。
香りの心地よさなど体感出来たら、よし!自分だけの体調にあったもの作ろうかな!と、いうテンションになったら是非ベースのオイルで薄めたアロマ(精油)を楽しんでみてください。
アロマ(精油)は原液でお肌にぬるのもやめたほうがいいのですが、
どんなに薄めたとしても飲むのはNG!
例えるならば、
キノコの知識がない人が森で『美味しそう』『カラダによさそう』と思って、間違って毒キノコを食べてしまうのと同じくらいの危険性があるからです。
アロマ(精油)って自然のものだしカラダによいんでしょ??
と、思った方。
アロマ(精油)は毒性のあるものもあります!!
つまり、キケンを知って使わないと痛い目にあう可能性が十分あるんです。
ちなみに、お水に直接アロマ(精油)をいれても溶けないので、薄まりません。。。
なので口から入ったアロマ(精油)は食道や胃など直接触れることになるのです。
レモンのアロマ(精油)+水はレモンウォーターにはならないですし、
ペパーミント(精油)+水も爽やかなペパーミントティーになりません。
飲むとしたらアロマ(精油)でなく、
フローラルウォーターがおススメです。
フローラルウォーターはアロマ(精油)を作る時に出来るお水です。
アロマ(精油)のように香り成分が入っていますが、濃度が薄く化粧水や飲み物に入れたりと使われています。
ローズウォーターは特に化粧関係によく使われています。